れおぱるレビュー

『邪神ちゃんドロップキックX』

オススメ度 B+

 

OP: A

ED: S

作画: B

わちゃわちゃ: S

夏らしさ: B

 

あらすじですの!

 

魔界の悪魔、通称「邪神ちゃん」は、
ある日突然人間界に召喚されてしまう。
彼女を召喚したのは、神保町のボロアパートで暮らす
ちょっとブラックな心を持つ女子大生「花園ゆりね」。
「邪神ちゃん」を召還したものの
彼女?を魔界に帰す方法がわからない。
仕方なく一緒に暮らし始めた邪神ちゃんとゆりねだが、
邪神ちゃん曰く、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」。
そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!? 

引用元:STORY ストーリー | 邪神ちゃんドロップキックX DROPKICK ON MY DEVIL!!! X

©︎ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキック製作委員会

 

どうもですの!2年ぶりにこの口調でまたレビューを書けることに喜びを感じますの!

れおぱるレビューですの!!!

 

2018年夏の『邪神ちゃんドロップキック』

2020年春の『邪神ちゃんドロップキック'』

の続編にあたる第3期!!!!

待ち侘びていた方も多いんじゃないですか!?

私もその中の1人なので、3期があると知った時には飛び跳ねて喜んでいましたよ!!

 

そんなことはさておき、本題。

1期で邪神ちゃんロスに我々を陥らせてきたように、

2期で暴力的な優しい世界で我々を虜にしてきたように、

3期もやはり素晴らしかったですね。

基本的な分類は日常系なので、物語そのものに大きな進展があったというわけではないんですが、邪神ちゃんドロップキックにしか出来ない穴の埋め方みたいなものがありまして、2期終了と共に我々にぽっかりと空いた邪神ちゃんドロップキックの穴は他作品で埋めることはできず、非常に寂しい思いをしておりましたが、3期ではその寂しさを見事に埋めてきてくれたなともう感動の領域に達していましたね。

物語的な面白さは正直感じないのは確かなんですが、邪神ちゃんドロップキックってサザエさん的な長期的にアニメ化されてる作品から感じ取れる安心感的なものを感じるんですよね。

もはや、一種の精神安定剤的な。

しかも、1.2.3期と見事に2年おきに続編を放送しているので、尚更それを強く感じる事ができ、邪神ちゃんドロップキックに対する愛がより一層膨らみました。

 

ですが、3期のこれだけは...というものが大きなマイナスポイントになっているのも事実で、

3期はふるさと納税とクラファンの力で実現したものであるが故、2期でもあったご当地タイアップエピソードが4話分も組まれており、その4話分が非常に面白くなかったと感じます。

ふるさと納税やクラファンで成り立っている3期ですので、我々一視聴者がなんやかんや言える立場にない事は重々承知で、むしろ感謝しなければならない立場にいることも弁えているんですが、

やはり、邪神ちゃんドロップキックに求めている部分は平気で殺し合いを行なって平気で血まみれになるような、それでいてお互いを大切に思っている描写も見る事ができる暴力的な優しい世界ですので、ただただご当地の名産品や観光スポットが映し出されるだけのご当地タイアップエピソードは面白くなく、3期そのものの面白さを失速させていたのかなと感じてしまいます。

 

まるでキャラクター達が本当に神保町に生きており、その一つの日常を切り取って映し出されているかのようなキャラの動かし方は、キャラが突き動かす物語そのものなので、まだ見てない方、オススメですよ!

日常系として映し出されるストーリーではありますが、その根底にある「ゆりねを殺して魔界に帰る」という大きな目的は一度も忘れた事がなく、むしろそれを起点としていろんなエピソードを展開したり、新キャラも続々と追加されていく面白さや、

ゆりねちゃんと本気で殺し合う中で生まれるのは敵対心などではなく、お互いを実は大切に思っているパートナー愛的なものを感じられますし、やはり暴力的な優しい世界という相反するジャンルはこの作品でしか生み出せないなと強く感じさせられました。

4期は今のところめちゃくちゃ難しいようですが、我々はすっかり邪神ちゃんドロップキックの虜になってしまっているので、是非ともお願いしたいですね...!!!!

あと、3期はドロップキックの回数数えるの忘れてました😉

 

む!貴様!2年前と比べて少し真面目要素が多くなったこのレビューに見入って油断しているな!?

これはチャンス!!!!!

くらえ!!!!

邪神ちゃんチョップ!!!

邪神ちゃん脊髄パーーーーーーンチ!!!!

 

↓第1期はこっちですの!↓

『邪神ちゃんドロップキック』

 

↓第2期もありますの!↓

『邪神ちゃんドロップキック'』