れおぱるレビュー

『邪神ちゃんドロップキック’』

オススメ度 A-

 

いくぜ!れおぱるレビュー第4の殺人技!

あらすじドロップキーーーーーーーーーック!

 

魔界の悪魔、通称「邪神ちゃん」は、
ある日突然人間界に召喚されてしまう。
彼女を召喚したのは、神保町のボロアパートで暮らす
ちょっとブラックな心を持つ女子大生「花園ゆりね」。
「邪神ちゃん」を召還したものの
彼女?を魔界に帰す方法がわからない。
仕方なく一緒に暮らし始めた邪神ちゃんと「ゆりね」だが、
「邪神ちゃん」曰く、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」。
そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!? 

引用元:STORY ストーリー | 邪神ちゃんドロップキック DROPKICK ON MY DEVIL!!

©︎ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキック製作委員会

 

どうもですの!この口調は久しぶりですのねぇ!

れおぱるレビューですの!

 

いやぁ!いやいや、いやいやいや、みなさん!

『邪神ちゃんドロップキック』の2期がやってきましたよ!『邪神ちゃんドロップキック’』ですよ!!!

さっき1期の時に書いたレビューを見返してきたんですけど、『邪神ちゃんドロップキック』は1期1話からすんげえロックでしたよね。

説明もなしに視聴者を邪神ちゃん達の世界に放り込むという荒技を成し遂げた作品とだけあって、そのロックさから1話切りが続出したアニメでありましたが、私はね...1期が終わってしまってから気付いてしまったわけですよ。

邪神ちゃんドロップキックという作品が我々に与え続けてきた“尊さ“というものに。

1期を見終わってというものの、邪神ちゃんドロップキックで満たされていた、邪神ちゃんドロップキックでしか生み出せない、邪神ちゃんドロップキック特有の尊いと感じられるものを失ってしまって陥ってしまいましたよね。

邪神ちゃんロスに。

1期を見ている最中はそこまでのめり込むほど好きでもなかったわけで、オススメ度もBにしていたんですけど、邪神ちゃんドロップキックが離れていくたびに私は心のどこかで邪神ちゃんドロップキックをずっと求めているという日々が続いてしまったのでね、もうこの2期が面白くて面白くて仕方がなかったです!もうはっきり言います!最高な2期をありがとうございました!!!!!

 

2期では、1期の時に語られなかったゆりねちゃんと邪神ちゃんの出会いが1話でバッチリ描かれていますので、1期でOPにしか描かれずモヤモヤしていた出会いが回収され、幸先のいいスタートを切れるので、邪神ちゃんロスに陥っていた邪神教徒達には嬉しい1話だったと思います。

あ!今、そんな話1期で描けよ!とか言おうとしましたね!?ダメですよ!そんなこと言っちゃ!

邪神ちゃんドロップキックはこういうところが邪神ちゃんドロップキックみに溢れてて最高にロックなんですから!!!!!!

 

そしてそして、ここからが本題です。

1期の時では語れなかった邪神ちゃんドロップキックという作品のね、素晴らしさを2期で結構気付けたと思うので、それを語っていきますね!

まずは、邪神ちゃんドロップキックという作品はジャンルで言うと日常系?に入ると思うんですけど、そんじゃそこらの日常系とは一緒にしてはいけないと思うんですよね。

何と言ったって邪神ちゃんがクズ!で、そこら辺のほんわかした日常系主人公とは真逆の性格をしていて、隙あらば生活費をお金の錬金術師とか言ってパチンコや競馬で溶かしたり、人の不幸を腹を抱えてゲラゲラ笑うような清々しいほどのクズっぷりを発揮するので、そこら辺の日常系とはレベルの違う日常系が見れること間違いなしだと思いますよ!

今の説明だけでも邪神ちゃんドロップキックという作品がなんたるかというものがひしひしと伝わると思うんですが、さらにわかりやすくざっくりと!一言でこの作品話表すならば、私はね、

暴力的な優しい世界

だと思うんです。

邪神ちゃんがゆりねちゃんを殺そうとしたり、それに対してゆりねちゃんが返り討ちに合わせたり、邪神ちゃんがすぐお金をたかりにいったりなどなど...日常系には有り得ない暴力的でグロテスクな話がメインとなるわけですが、その中にね、あるわけですよ。

優しい世界が。

服は弱い奴が着るものだ!と声を大にして言う邪神ちゃんにゆりねちゃんが服を買ってあげ、邪神ちゃんがすんごい嬉しがったり、みんなで春のパン祭りに応募するためにシールを集めてあげたりと、暴力的な日常の中に確かにあるその優しい世界に気付いてしまったら最後、邪神ちゃんドロップキックの素晴らしさに気づいてしまって、メリメリとのめり込んでいくこと間違いなしだと思いますよ。

特にそれが光るのが第8話。

みんなが魔界のお祭りに出かけて1人人間界に残され、元気がなくなった邪神ちゃんの元気を取り戻すためにゆりねちゃんが邪神ちゃんが元気を出しそうなことをする話なんですけど、これがもうね、尊いの一言なんですよ。

こういう話ができるからこそ、邪神ちゃんドロップキックを好きになる人が続出するんだと思いますね。

是非ね、こういう話を見て、暴力的な日常の中に光る優しい世界を感じて、邪神ちゃんドロップキックの素晴らしさに触れて欲しいなと思います。

 

あとね、邪神ちゃんドロップキックはパロネタが豊富だったり日常の些細なことなんかをボソッと呟いてそれをテーマに1本やったり、ギャグがなんていうか、意味がわかればクスッとしてしまうようなものが多いのも特徴ですよね。

そういうところが刺さってしまえば、邪神ちゃんドロップキックという作品にズブズブとめり込んでいってしまうので、百聞は一見にしかず。

とりあえず見てみましょう!

 

あ、あともう一つ!!!

近年、タイトル詐欺というものが横行しているわけですが、この作品はねえ、そんなこと許しませんよ!

タイトルにもあるドロップキックを2期内で何回繰り出すかという公式の企画があるわけですが、我々れおぱるレビューはね、ちゃんと数えておりました!

その数なんと、計65回(内ゆりねちゃんドロップキック1回)!というとんでもない数のドロップキックを繰り出し、1話でもドロップキックをさぼろうものならメインタイトルを『イキリアクマ!』に本当に変えてしまうという神みたいなことを成し遂げるアニメで、タイトル詐欺なんか絶対にしない素晴らしいアニメでしたよ!

 

相変わらず言いたいことをダラダラと並べてとっ散らかった文章を書き上げてしまいましたが、まとめますよ!

1期の時には語りきれていなかった邪神ちゃんドロップキックという作品の素晴らしいところが全部ではありませんが、本当に伝えたい事が書けたのでとりあえず満足しています!w

日常系なのにグロテスク、愛というには重すぎて、素っ気無いのに優しくて、暴力的な優しい世界。

矛盾する言葉がそのまま物語になり、邪神ちゃんドロップキックにしか出せない世界観を生み出している本作は、はじめこそとっつきにくかったりしますが、邪神ちゃんドロップキックという物語の中に光る"尊い"を見つけてしまえばあとはもうハマってハマって大好きになってしまうという、噛めば噛むほど味が出る。いや、見れば見るほど愛着が湧き大好きになる作品ですので、これは見て欲しいとかではなく、見た方がいいと思います。

2期での新キャラのぴのちゃんやキョンキョン、ランランもいい具合に作品にマッチしていて、1期の時よりも楽しみが倍増している素晴らしい2期でしたので、1期をまだ見てないよって方は是非ね、これを機に1期に手を出してみるのもありかなと思いますよ!

 

それじゃあ!長ったらしいレビューを見て完全に油断しているそこのお前に!!!!

第2の殺人技!

ロイヤルコペンハーゲエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!!!!!!

 

第1期はこっちですの!

『邪神ちゃんドロップキック』