れおぱるレビュー

『ゾンビランドサガ リベンジ』

オススメ度 S

 

あらすじランドサガ

 

生きる屍達は、運命の中で蠢きつづけていた。
絶望が偽りの仮面をかぶった七つの願いを覆いつくしても。
私は肉を突き刺されたあいつを目にし、不敵に笑うだけだった。
再び生きる屍に天からの光が差した時、人々は聞くだろう。
狂乱の中に響き渡る叫びを。
その、反撃の叫びを。

     ―――――《巽幸太郎》の日記より

引用元:STORY|TVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」公式サイト

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会

 

 

どやんす!?またゾンビランドサガが放送されたらしいばい!これはレビュー書くしかなかね!

れおぱるレビューたい!

 

というわけで、18年秋に放送された『ゾンビランドサガ』の第2期です。このバカゾンビィー共が!

2期も相変わらず物凄い仕上がりでしたね。

ゾンビランドサガでしかできないようなはちゃめちゃな展開を2期でもちゃんとやってのけ、締める時は綺麗にまとめ上げる。というストーリー構成は相変わらず感心しかできませんでした。

普通のアイドルアニメではできないような、ゾンビだからこそできる展開は相変わらず面白く、「今、アニメ見てるな〜!」って感情にもさせてくれるので、アニメとして満点だと思います。

 

そして、何よりこのゾンビランドサガを語る上で欠かせないのが、メンバー個人回の強さにあると思うんですよ。

他のアイドルアニメでも、メンバー個人回の出来の良さというものが全体的な評価の一つになってくるわけですが、このアニメのそれはもう他のアニメとは別格ですね。格が違いすぎます。

どんな話、どんなジャンルをやろうと面白くしてしまいますし、それでいてちゃんとメンバーの掘り下げを行い、全体を通した一つのストーリーとして欠かせない1話に仕上げてくるところは本当に見事で、毎回毎回楽しみにでき、見終わった後は毎回拍手を送ってしまうというそれは素晴らしい出来でしたね。

特にそれが光ってたのは、8話と9話。

1期で生前の話が描かれなかったゆうぎり姐さんの話になるんですが、現代とは全く違う、アイドルも全く関係ない時代劇のような話をやるんですが、この完成度がもう別格というか、一つの別の作品を見ているような満足感が得られます。

実際に見て欲しいので詳しくは語りませんが、9話を見てる途中で鳥肌が立つレベルの話の完成度は大変素晴らしいですよ。

1期でも、鳥肌が立つ話がいくつかありましたが、2期ではそれを超えてきたんじゃないかなと感じます。

 

そして、2期で一番良かったポイントは

「私をアイドルにしてくれてありがとうございます」

っていう一言に詰まってると思うんです。

この『ゾンビランドサガ』が1期2期通して描きたかったものというのがこの一言に詰まっており、ここまで想いの詰まった一言は、今まであっただろうかと問いかけたくなるような言葉の重み。

非常に素晴らしかったですね。

この一言がなくても見て良かったと思えるのに、この一言があるおかげで、ゾンビランドサガというアニメに出会えて本当によかったなと思えるレベルになったので大変満足です。

 

1期の頃から、佐賀に対して真剣に取り組んできた本作。

2期でも佐賀に対する愛というものは本物で、その圧倒的な佐賀愛を前にした我々はもう佐賀県民になるしかないと思いますよ。

最後に、最終回のライブパート。

これは本当に素晴らしかったですね...

近年のアイドルアニメ史上1番の出来じゃないかと思える映像、音響、バックボーンはこの伝説のアニメの最終回に相応しい出来であり、盛り上がるとか泣けるというよりも、鳥肌が立つ。

そういうレベルのライプパートをやってのけますので、是非見ていただきたい。

 

あれから約3年、あなたがSAGAしていたものは見つかりましたか?

え?まだ見つかってない!?

何言ってるんですか!

貴方のSAGAしていたものはここにありますよ!!!

 

どやんす!?

 

1期のレビューはこっちでいいっちゃろうか...

『ゾンビランドサガ』