『BEASTARS』
オススメ度 S
あらすじ
名門高校チェリートン学園で、アルパカの生徒が食い殺される『食殺事件』が発生した。犯人は捕まらず、校内には不安が広がる。被害者と同じ演劇部の変わり者・ハイイロオオカミのレゴシにも疑いの目は向けられるが、レゴシは目立たずに生きたいだけの、不器用で心優しい青年だった。ところがその夜。裏庭でドワーフウサギの女子生徒に我を忘れて襲いかかってしまったことで、レゴシの人生は大きく変わり始める……
どうも!今期はアニマル枠が本当に沢山ありましたね!
れおぱるレビューです!
ということでね、皆さん。
来ましたよ...本物が。
このアニメはですねえ、おそらく文章だけじゃその魅力を伝えられないと思うので、先に言っておきますね。
早く本編を見てください。
では、レビューに参りましょう!
ストーリーは大まかにいうと肉食動物と草食動物の共存がテーマになっていて、食殺事件から物語がスタートするんですけどね、このアニメの1話をみてまず最初に思うことが、世界観の凄さなんですよ。
今期で言うと、『アフリカのサラリーマン』のように動物たちが人の頭身になって人のような生活を過ごすっていうのは、まぁ見たことある!って感じになるんですけど、このアニメの凄みは、その設定に加えて、モチーフとなった動物たちの習性や食生活もプラスして設定に加えられてるところなんです。
なので、人の頭身をしているにもかかわらず肉食動物が草食動物を食らうことがあるということが、このアニメの世界では起こりうる。
ということがあるんです。
ちょっと私の説明が下手で伝わりにくかったかもしれませんが、このアニメの凄みわかっていただけましたか?
自然界の弱肉強食の世界が人の頭身で、人の世界観で描かれていると考えてもらったら手っ取り早いかもしれませんね。
とにかく、このアニメの世界観に1話で引き込まれますよ。
で、このアニメの凄みは、その弱肉強食の世界を描いてるというところだけではなく、肉食動物と草食動物の恋を描いてるところにもあるんです!
捕食者側と被食者側の心の奥に秘めたる本能が剥き出しになり、必死にもがいていく姿は必見で、この要素もものすごく引き込まれます。
そして、本作の最大の凄みとも言えるポイントが、
誰もが心に抱える強さと弱さ。
いやぁ、この強さと弱さの描き方が非常に素晴らしかったですね。
このポイントはね、描き方が凄すぎてほんと文字だけで伝えられる自信がないので、是非本編で確かめて欲しいところです。
登場動物たちの目の動きや一つ一つの表情、ちょっとした身体の動きに心情の変化がバッチリと込められていてね、見るのがひたすらに楽しい!と思えるようなそんな描き方でした。
この凄みに関してはほんと本編で確認して欲しいです。
では、長くなってきましたのでまとめます。
レビューではその魅力を全て語りきれない!そんな凄みが詰まったこのアニメ、第1話からその圧倒的世界観に見入ってしまうこと間違いなし!で、終始前のめりになって視聴してしまうほどの細かな心理描写。圧巻の一言です。
そして、前半でこのアニメの世界観をみっちり描いてから中盤と後半で描かれる恋愛パートは、このアニメの素晴らしさが全て詰め込まれており、マジでハマれること間違いなしです。
アニメーション制作は、『宝石の国』でCGアニメーションの無限可能性を私たちに伝えてくれたオレンジ。
CGアニメーションならではの事細かに移り変わる表情や身体の動きはマジで必見です。
長くなりましたが、こんなレビューを見てる暇があるなら早く本編を見ましょう!ということで、このアニメを見ない理由なんてありませんよ!!!!
さぁ!今すぐ見てください!!!!!
それとも...
もっとモフりますか?