れおぱるレビュー

『精霊幻想記』

オススメ度 C+

 

あらすじ

 

二十歳の大学生、天川春人は路線バスの事故で命を落とす。薄れゆく意識の中でただひとつの後悔は、高校の入学式以来姿を消してしまった幼馴染の美春への伝えられぬ想いだった。ところ変わってベルトラム王国のスラム街。薄汚い小屋の隅で悪夢にうなされて目を覚ます孤児の少年リオ。ある男への復讐だけを目標に生きてきたリオの脳内に突然、見知らぬ世界で暮らすもう一人の自分――【天川春人】の記憶がフラッシュバックする。

引用元:ストーリー | 『精霊幻想記』公式サイト

©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

 

 

どうも!毎期かわいい女の子がいるかいないかで視聴するか否かを決めています!

れおぱるレビューです!!!!

 

皆さんは、どんな要素で視聴するアニメを決めていますか?

最近私は、異世界アニメというだけで視聴リストにぶち込む異世界アニメオタクになりつつあり、このアニメもそんな理由で視聴を決めたんですが、

クソ面白くなかったですね。

びっくりしました。

 

ストーリーは、前世の記憶を持つリオという少年が、ひょんなことから貴族達の学校に通い、数年後逃げるような形で街を抜け出し、いろんなところを旅し、再び街に戻って成長した姿を恩師に見せるというような内容でした。

ここだけ聞くと、異世界アニメでは当たり前のことじゃん!と思うかもしれませんが、このアニメはメインともなる旅の道中を端折ってるかただテンポを早めてるだけなのか知りませんが、めちゃくちゃスピード感早めの旅を永遠と繰り広げるので、めちゃくちゃ薄っぺらいストーリーを見ているような感覚にさせられたんですよね。

旅の内容は、助けた少女と新たな居場所を探したり、親の故郷で親の本当の身分を明かされたりと、決して薄っぺらい内容ではなかったはずなんですが、思い入れができる前にお別れを繰り返していたので、いったい何を見せられているんだ...と退屈でなりませんでした。

 

そして、面白くない要素はスピーディーすぎる旅路だけでなく、前世の記憶を持っているにも関わらず、それが活かされた物語を一切しなかったというのもあります。

異世界アニメというと、前世の記憶を活かしつつ、桁外れの身体能力で無双したり、前世の記憶を活かした知識などで無双したりと、色々と使い道があるはずなんですが、このアニメでは、ただリオが記憶を2つ持っているだけ。という状態で物語が進んでいたので何のための記憶なんだとキレそうになってしまいそうなほどでした。

逆にここまで前世の記憶を活かせない異世界アニメも珍しいので、逆に見る価値はあるかもしれませんが...

 

そして、このアニメの最大のテーマは、リオが親の仇を打つ事なんですが、このテーマに対して物語が全然進展を見せなかったことも面白くないと思わせる要因になっていると思います。

まぁ、全く進んでいないというわけではなく、断片的な記憶と復讐する覚悟みたいなのは描かれていましたが、復讐する相手の居場所やらそういったことには全く触れられず物語が終わってしまったので消化不良感が半端なかったですね。

結局何のためにリオが生きているのかというものがわからなくなってしまうほど、全然関係ないことばっかりやっていたので、むしろここまで見ていた自分が偉すぎると誉めたくなってきます。

 

シンプルにストーリーが面白くなく、普通なら切る候補筆頭のアニメなのですが、なぜここまで見続けたかというと、

女の子がかわいすぎるから。

です。

リオに関わる女の子全員がかわいいというとんでもないことをやってのけていたので、それだけを希望に見ていたまであります。

ほんと、全員かわいいですから。びっくりしますよ。

逆に何でここまでかわいいのか聞きたくなってしまうほど、魅力しかない女の子達を見るだけでも価値があると思います。

女の子のかわいさだけで見ると、今期トップクラスなので、萌えを求めてる皆さん、出番ですよ!

 

ストーリーに関わる要素ほぼ全てが面白くなく、ほんと何をやってるのかわからなくなるほど興味も湧かなくなってしまうアニメで、やっと前世の記憶が役に立つか!?というところで最終回を迎えるという消化不良極まりないことをやっているので、見る人を選ぶと思いますが、女の子目当てで見るということに至っては大賛成のアニメですので、どうでしょう?

増えまくる現地妻を見てブヒブヒしましょう。