れおぱるレビュー

『回復術士のやり直し』

オススメ度 A-

 

回復術士は、あらすじを大事にする!

 

幼少の頃から勇者に憧れていたアルバン村の
少年・ケヤル。 穏やかな日々を過ごしていたが、ある日、どこからともなく森の奥へいざなう声が聞こえてくる。 湖にたどり着くと目の前に現れた星の精霊から森羅万象を見通す「翡翠眼」を譲り受けたケヤルは、かつて【癒】の勇者として生き、この世界を《回復》した記憶を取り戻すのだった。

引用元:STORY|TVアニメ『回復術士のやり直し』公式サイト

©2021 月夜 涙・しおこんぶ/KADOKAWA
回復術士のやり直し製作委員会

 

どうも!俺が回復だからか...?

れおぱるレビューです!!

 

なろう作品というものは相変わらず無限の可能性を秘めていて、いつだって我々を楽しませてくれますね...

面白かったですねぇ......

 

1周目の人生で、散々な扱いを受けてきた癒しの勇者ケヤルが、なんでも願いを叶えるという力で人生をリセットし、2周目の人生は1周目で散々な扱いをしてきた奴らに復讐をするという内容。

復讐というテーマを取り扱ったアニメは過去にいろんなものがありましたが、このアニメはその中でもトップ3に入るんじゃないかというレベルで楽しめました!

やっぱ、復讐っていうテーマはスッキリ度が段違いですね。

理由もなく敵を薙ぎ倒しまくり無双を極めるっていう作品よりも、復讐というゴールを設けて、それを達成するために強くなり続けて、いざ圧倒的な力で復讐を決めた時の達成感というものは、なかなか味わえるものではないと思うんですよね。

その点において、このアニメではしっかり抑えるべきところを抑えれていたと思うので、面白さがみるみると増していっていた印象です。

12話通してのストーリー的に、ヤマが2話と12話でくるんですが、これがまた面白いのなんの。

2話と12話で復讐する相手が、どちらも王族の姉妹になるわけですが、復讐に至るまでのヘイトの溜め方が尋常じゃないので、復讐が映えるですよ。

これはシビれましたねえ...

復讐と託けて、えっちなことがしたいだけだろ!という復讐の内容になるわけですが、そんなことは差し置いて、とにかくケヤルを応援したくなるようなヘイトの溜め方の上手さが光っていたので、えっちなことよりも復讐の達成感が勝ってしまうというそれはそれは素晴らしきストーリーを繰り広げていたので文句などあるはずがありません。

 

復讐をテーマにしているので、全体的に雰囲気が暗く、主人公を含めてクズしかいない物語でしたが、復讐という一本の太い軸に従って行動し、えっちなことを繰り広げ、他ではなかなか味わえることのない達成感を味わうことができるのでかなりオススメです。

途中から何が話したいのかわからなくなりましたが、とにかくこんなに気持ちのいい復讐劇は久しぶりだということで、挨拶がわりにえっちをしまくるこのアニメを是非!見てみてくださいね!