れおぱるレビュー

『呪術廻戦』

オススメ度 SSS

 

領域展開・あらすじ

 

並みはずれた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。祖父が死んだ夜に呪術高専一年の伏黒 恵と出会う。
彼は、虎杖の持つ“呪物”を回収しに来たというが、ちょうどその“呪物”は虎杖の先輩らによって封印が解かれていた。“呪物”が引き寄せた、呪いの化け物に襲われる先輩たち。そこに虎杖と伏黒が駆けつける。

引用元:EPISODES|TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 

どうも!今期から導入したSSSが早速猛威をふるいます!

れおぱるレビューです!!!

 

我ながらとんでもないことをしてるのはわかってます。

今期から導入した年に1.2本しか出せないSSSを最も簡単に出してしまっていいものかと、この2週間くらいずっと悩んでましたが、その悩みを吹き飛ばすくらい面白いストーリーと完璧なアニメーションを見せられ続けたので、もうこれは出すしかないと踏み切り、早速SSSを使わせていただきました。

まぁ、今後SSSを出す基準として、『呪術廻戦』と同等かそれ以上かが求められてくるので、いい機会になったんではないかなと個人的には納得してます。

 

ということで、本題。

おもしろかったですねぇ...

いや、もう面白いとかでは括れないほど面白さを超越したアニメだったのではないでしょうか。

アニメの格付けにおいて、ストーリーや作画、音響などが判断基準になってくるわけですが、このアニメはどの要素も1級いや、特級レベルのバケモノで、多分TV放送してはいけないレベルのアニメを毎週毎週流してましたね。本当に驚きましたよ。

劇場アニメとも余裕で張り合える、あるいはそれ以上の完成度の高さで鳥肌が止まりませんでしたね。

本当、MAPPAという制作会社は頭おかしいですよ。

やばいの一言です。

 

ストーリーは、呪物を身体に取り込んでしまった虎杖という少年が、呪いと関わる運命に立たされ、呪霊を祓う為に呪術高専に通い、呪い達と戦っていくお話。

まずこのアニメね、死人が簡単に出過ぎるんですよ。

滑らかに人が死にすぎるんですよ。

普通のアニメなら、壮大な演出とともに、死という別れを描いていくわけですが、このアニメは人は死ぬよ?当然でしょ?ここ戦場なんだから。みたいなノリで次々と死人が出ちゃうんです。

正しい死に方を迎えさせてあげれるように人々を救っていくことが大きな目標になるわけですが、そんな目標を掲げても不可能なものは不可能だよと弱さを嘲笑うかのように簡単に人を殺めてしまう呪霊の強さと、実戦という決して優しくない場所での緊張感が、その滑らかな死によって描かれているのが、このアニメの面白さを象徴しているところだと感じます。

え?あのキャラも死んでしまうの?嘘だろ?生き返るんでしょ?が通用しないのが、そんじゃそこらのアニメとは格が違うということをバシバシ描かれてしまうので、見るときは心の準備をして見ることをお勧めします。

 

まだまだこのアニメの面白いところはありますよ!

ジャンプ原作ということで、気になるのが努力友情勝利になってくるわけですが、バッチリ描かれすぎましたねぇ!

物語の序盤で、主人公の虎杖は、己の弱さという最大の壁にぶち当たりどん底まで落ちてしまうわけですが、こんなに弱いままじゃ呪いも祓えないし、人々に正しい死に方を与えてあげられないということで猛特訓が始まるわけですが、この努力こそが物語の至る所を盛り上げてくれるわけですよ。

大きな戦いに勝利した結果よりも、勝利に繋がった努力の描き方の方が大事だとこのレビューで散々私は言ってきてるので、こんなに私が褒め称えてるということは、それはもう完璧な描き方をしていたと思っていただいて結構なので、この辺めちゃくちゃ期待してください。

そして、その努力が花咲いて、掴み取る勝利と、強敵が現れたときに協力してくれる仲間はまさに友情。

全ての要素が完璧に備わったジャンプ作品で大満足でした。

 

努力の要素も十分楽しめますが、友情、この描き方もハンパないですよマジで。

京都校との交流試合編が15〜21話にかけて描かれるわけですが、拳を交えて本気でぶつかった仲間達とともに強敵と戦っていくシーンは青春の友情そのもの。

特に19.20話はハンパなかったですね。

本気で戦ってきた仲間だからこそ、互いの強さを認めることができ、互いの強さに影響されあってみんな強く成長してしまうんですから。

呪いとの戦いよりも身内同士で戦った方がアツいとかいう意味のわからないことを平然とやってのけてしまいますからね。

神アニメでしかありませんよ本当。

 

ストーリーは王道のジャンプ作品で、アツくないわけがないので、毎週毎週心底楽しめますし、ストーリーを盛り上げる作画や演出、アニメーションにおける全ての要素が特級品の神アニメ。

思わず映画?と言ってしまうような作画は毎週鳥肌が立つレベルの出来なので、このアニメを見ない理由の方が少ないと思います。

いろんな経験を積んで確実に成長していく登場人物達の姿も見守れ、両面宿儺と虎杖が交互に入れ替わるシーンや、両面宿儺が虎杖からぬるっと出てくるシーンなどもゾクゾクが止まらないですよ?

本当、ここには書ききれないレベルで魅力しかないアニメで、近年のアニメの中じゃ頂点だと思ってますので、今すぐにでも見ましょう。

 

え?今から見てくる?

知ってたよ!絶対見たくなるって!

だって僕、最強だから。