『アサルトリリィ BOUQUET』
オススメ度 B
あらすじ
中学生の一柳梨璃は、世界を脅かす謎の生命体「ヒュージ」に襲われているところを百合ヶ丘女学院の「リリィ」に助けられる。
この時のリリィに憧れた梨璃は、補欠ながらも百合ヶ丘女学院に入学し、人類存続のために戦うリリィとしての一歩を踏み出す。
「わたし、リリィになるんです!」
引用元:第1話 スイレン| STORY | アサルトリリィBOUQUET(ブーケ) アニメ公式サイト
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
どうも!百合って...
最高ですよね...
れおぱるレビューです!!
ということでね、百合百合したアニメなんですけれども、まず結論から言いますと、
全体的に見ると刺さらないアニメでしたね。
まず話したいのが、部分的な百合パート
これはもう最高としか言いようがない見事なものでしたよ。
基本的に女の子しか出てきませんし、学校名が百合ヶ丘女学院とかいうふしだらな名前で、百合が生まれないわけがないという徹底ぶり。
それに加え、敵のヒュージと戦うために、戦術やら、学校で決められた制度やら、色々登場してくるわけですが、ヒュージと戦う為などと謳っておいて、全ての戦術や制度が濃厚な百合に繋がってるという素晴らしき設定にひれ伏しましたね。
ここまで見事な百合はなかなかみれないと思うので、ここだけはもう満点でした。言うことなしです。
そして、問題のパート...
本筋です。
アニメを語る上で一番重要なパートになるわけですが...簡単に言うと面白くなかったですね...
大武器を持った少女が得体の知れないヒュージとかいう変なモンスターと戦い、日本を救い、その過程で濃厚な百合を築き上げるという流れでしたが、このヒュージ絡みの話がとことん面白くない。
まずね、専門用語が多すぎて頭に入らない上に覚えようとも思えなかったところが痛かったですねぇ...
登場人物達が多いので、毎回登場人物達の名前が表記される優しい部分はあったんですけど、専門用語の説明が流れるようにされるので会話についていけなくなって次第に本筋がどうでも良くなってくるんですよね。
なので、ここだけはどうしても受け入れられませんでしたねえ...
そんなこんなで最後まで見てると、求めているものが一番最初に言った百合パートのみになってくるわけなんですよ。
あれ?ヒュージ出てこない方が面白くない?
っていう感情が回を増すごとに大きくなっていたので、絶望的に面白くない本筋はひたすら苦痛でしかありませんでした。
ただ、そんな面白くない本筋の中でも群を抜いて面白い話がありまして、
それは、5話と8話。
どちらもヒュージが出てこない話ということで察して欲しいわけですが、この話は見事でしたね。
5話は、梨璃ちゃんの誕生日にラムネを送るべく、梨璃ちゃんの地元に一人で赴く夢結様の話。
いろんな百合が描かれていた中で、群を抜いて濃い百合が感じられる素晴らしい話に思わずタワーを建造してしまいたくなるレベルでしたよ。
そして8話、詳しく言うとネタバレになるので伏せますが、アサルトリリィに求めていたのはこういう、百合百合しててわちゃわちゃした話だよ!!!!
と声を大にして言いたくなってしまう完成度の高さにスタンディングオベーションしました。
是非ね、この2つの話は見て欲しいものです。
と、まぁ、本筋が絶望的に面白くないのでどうしたものか...となってしまうアニメではありましたが、今期トップレベルの濃厚な百合が拝める素晴らしい作品であったので良しということにしましょう!!
部分的には刺さるけど、全体的には刺さらない
見ているうちになんとも奇妙な感覚に陥り、
まぁ、百合だからいっか!w
で解決してしまえるアニメでした。
濃厚な百合を求める豚の皆さん。
出荷の時間ですわよ!!!!!!!