れおぱるレビュー

『安達としまむら』

オススメ度 A

 

体育館の2階でいつもの様にしまむらとサボっていた。
この場所と、友達未満の距離感でいられるしまむらは心地が良い。
ある日、偶然しまむらが知らない人達と帰っている場面に遭遇した。
目は合ったけど特に声は掛けなかった。
次の日お互いその事を気にしているのか、いつもの場所には微妙な空気が流れていた。
そんな中しまむらから今日授業を受けよう、と今日一緒に帰ろうならどっちがいい?
と提案された。
私は――。

引用元:あらすじ|TVアニメ「安達としまむら」公式サイト|TBSテレビ

©2019 入間人間/KADOKAWA/安達としまむら製作委員会

 

どうも!百合は世界を救うって何度でも言いますよ私は!!!

れおぱるレビューです!!!

 

百合って...最高ですよね...

百合を見てるだけでね、こう、優しさに身を包まれると言いますか、日常生活で起こるすべてのことがどうでも良くなり目の前の百合にだけ集中しているこの瞬間が最高に生きてるって感じがしますよね!

てことで、本題。

体育館の2階で出会った2人がいつの間にか仲良くなり、圧倒的な百合を展開させていく話かと思いきや、安達のしまむらに対する想いが抑えきれなくなり、安達がしまむらに猛アタックをしていく話でしたね。

いやぁ、尊かった!!!

安達がしまむらにもっと好かれたい!しまむらの全てでいたい!!と行動していく話。ただそれだけなんですが、これがまた面白いんですよね。

今まで他人に興味がなかった2人が、互いに出会ったことでなんの色もなかったこの世界に色がつき始め、互いに互いが確かな存在となっていく尊き百合の物語。

これはもうね、人を殺すレベルの百合でしたよ。

このアニメの特徴は、なんといっても詩的表現

登場人物達が急にポエマーになり、自分の気持ちを表す場面が多々あるわけですが、この詩的表現が気持ちがいいのなんのその。

うまく言えないんですけど、ポエムがスーッと身体に染み渡っていくその感じがなんとも言えない心地よさと優しさで我々を包み込んでくれましたね。

ただ、詩的表現の難しいところとしては、いまいち感情が伝わりにくいというところもあり、私自身もん?となるところがいくつかありましたので、そこだけは注意ですね。

 

そして、安達の童貞っぷりに悶え死にましょう!

物語が動き出す要素として、安達がしまむらの事を好きであると自覚し、もっと一緒にいたい!もっと距離を縮めたい!と行動に移していくわけですが、安達は基本的に奥手で変なところで大胆なので、さの行動は童貞を彷彿とさせるようなかわいさがありました。

しまむらの一言一言や一つ一つの表情でコロッコロと移りゆく安達の表情は悶え死に必須ですよ〜!!

是非ね、童貞のかわいさを堪能してください。

 

謎の宇宙人の存在だったり、不憫すぎる樽見の扱いだったり、完結していない問題は残りますが、百合が見れれば全てよろしいと私は思いますので、この圧倒的な百合を是非とも堪能していただきたいですね。

好きだと意識する瞬間だとか、互いに居なくなって初めて気がつく大切さなど、求める事を全てやってのけるこの尊き百合の空間に入れるこの時間に本当にお金を払わなくていいの?ってなる事間違いなし。

きっと神様が最初に生み出した人類は安達としまむらなんだと思える事間違いなしなのでオススメです。