『ドロヘドロ』
オススメ度 SS
それが・・・あらすじ!
...を引用してこようと思ったんですけど、公式サイトにあらすじがなかったので、公式サイトのリンクだけ貼っておきますね
どうも!今期は本当に全体的にレベルが高くありませんか?高評価を付けすぎて自分でも混乱しています!
れおぱるレビューです!
ホールと呼ばれる世界に暮らす頭がトカゲで体は人間の男、カイマンと彼と行動を共にする友達、ニカイドウは、カイマンの頭をトカゲに変えた魔法使いを探すために、魔法使いの世界からくる魔法使いを捕まえてはカイマンの口の中に入れ、カイマンの口の中の男になんて言われたか聞き回り、用が済んだら殺し回っていた...
そんなことを繰り返していたある日、取り逃がした魔法使いが煙というボスの命令でカイマンとカイマンの頭をトカゲに変えた魔法使いを連れて来いと言われ、話が動き出す...
みたいな感じのストーリーでした。
最終的な目的はカイマンの頭を元に戻すことと、記憶を失っているカイマンの身に一体あの日何が起こっていたのかを突き止める!みたいな感じです。
このアニメの最大の魅力は
全てがトチ狂っている混沌な世界
です。
もうね、ほんと何が起きているのかわからないくらいトチ狂っていました。
しかも、何が起こっているのかわからないのに何が起きているのか理解できてしまうという、意味のわからなさも味わえるまさに混沌極まりないアニメで、1話1話見終わるたびに面白すぎて叫び散らかすことしかできませんでした...
そして、2つ目の魅力。
敵味方という概念が吹っ飛んでいる
という点も素晴らしかったですねえ!
物語的にはホール側が味方で魔法使い側が敵になるんですけど、作中ではそんなこと関係なしに双方の陣営をしっかりと掘り下げ、敵であるはずの魔法使い側も大好きになってしまって、決着がつかないで欲しいと思えるレベルにまでなってました。
むしろ、魔法使い側がメインじゃないか!?と疑ってしまう話も多々あり、煙ファミリーにめちゃめちゃ愛着が湧いてしまう事間違いなしですよ!
特にその魔法使い達に完全に愛着が湧いてしまったと感じれたのが第9話。
ブルーナイトという魔法使いの世界のパートナーを決めるイベントが開催されるんですけど、そこでの煙ファミリーの掘り下げ方がエグいのなんの!
最高の一言です。
あと、ブルーナイト中にカイマンが魔法使いの世界に単身で乗り込む話があるんですけど、そこで出会った魔法使いたちの優しさも非常に素晴らしかったんですよ!
もちろん、カイマンがホール側の人間と知らずに接しているという事もあるんですけど、魔法使い=悪ではないというメッセージが込められているようで、より一層視聴者の心をかき回す素晴らしい話だったと思います。
そして、まだありますドロヘドロの魅力。
物語が確実に一本の筋で動いていくことの面白さ。
これはひしひしと毎週毎週感じていましたね。
両陣営でちゃんと目的が提示されており、お互いにそれを達成するために動いてるんですけど、これがね、みんないろんな所でバラバラに動いてて至る所で色んな話が展開されるんですけど、いつのまにかその話達が繋がっていて、大きな一本の筋として物語を動かしていく様がとにかく面白かったです。
これが、一番最初に言った
理解できないのに理解できてしまう面白さに繋がってると思います。
え?え?という驚きの連続と、それがここに繋がるのかよ!みたいなちょっとした小話が後々効いてくる面白み、もう圧倒的でしたね。
このアニメをなくして今期のアニメが語れるか!と言わんばかりの視聴者の引き込み方は素晴らしいの一言です。
このレビューもベラベラベラベラと自分の語りたかったことを殴り書きして混沌が極まってきたので、まとめましょう。
そのトチ狂っている世界観で1話から一気に視聴者の心を鷲掴みにしてしまうこのアニメ、最初から最後までトチ狂っていて、このアニメが謳っている通り、混沌を極めきった混沌で成り立つ混沌しまくるアニメで、最高にわからなく最高にわかってしまう素晴らしく最高に面白いアニメでした!
原作が相当長いらしく、アニメでもまとめきれておらず、何もわからず何も解決していない状態で、普通ならボコボコに叩かれるようなことをやる最終回でしたが、
全てはまだ混沌の中・・・
それが・・・ドロヘドロ!
という締めの一言でこのアニメがなんたるかを全て物語って終わるので、終わり方に何一つ文句が出ない最後まで完璧すぎるアニメでした!
敵味方という概念を混沌で吹き飛ばし、全てのキャラが好きになってしまうという混沌を極めきった事をやってのけるので、必見ですよ!
もうとにかく面白い!
面白すぎてわけがわからない!
わけがわからなすぎて面白い!
面白すぎて面白い!
わけがわからなすぎてわけがわからない!
みたいな感じで最初から最後まで濃密に楽しめるアニメなので是非見て欲しいです!
え?このレビューは結局何が言いたいのかって?
それはまだ混沌の中・・・
それが・・・れおぱるレビュー!