『歌舞伎町シャーロック』
オススメ度 B
あらすじ
新宿區歌舞伎町のBAR『パイプキャット』を一人の男性が訪ねてくる。彼はジョン・H・ワトソンという医者で、シャーロック・ホームズが腕の良い探偵だと聞いて依頼に来たのだ。『パイプキャット』には他にも探偵が集まっていてレストレイド警部が依頼の説明を始める。連続殺人犯・通称「切り裂きジャック」によるものと思われる事件がつい先ほど発生し、その犯人を捕まえた探偵は報酬1000万円を得られると言う。報酬は早い者勝ち!探偵達の犯人探しレースがスタートする。
引用元:STORY | オリジナルTVアニメ「歌舞伎町シャーロック」公式サイト
©歌舞伎町シャーロック製作委員会
どうも!ひと呼んで、れおぱるレビューと申します!
れおぱるレビューです!
2クール全24話のアニメです。
新宿區を舞台に、探偵長屋に集まる変人達が依頼された事件を解決していく!というこのアニメ、なかなか面白かったです。
1クール目序盤は基本的に1話完結の推理集で、話内にたくさんのヒントが散りばめられていて、その点と点が最後の推理落語によって線で結ばれていく感じがすごく面白かったですね。
序盤の些細な会話とか何気ない人の動きとかにたくさんヒントが詰まっているので、視聴者も推理しようと思えば推理できちゃう感じで作られているので、一緒に推理してみるのも楽しいんではなかろうかと思います。
僕は何一つ推理できませんでしたけどね!
そして、1クール中盤から話が大きく動き出し、1クール目最大の事件である切り裂きジャックの話に取り掛かるんですけどね、この事件の伏線の散りばめ方が素晴らしかった。
切り裂きジャックの操作が大きく動き出す前の前半の1話完結の物語内に伏線が複数散りばめられていて、それが解決されるときに全部繋がっていくのが気持ちいいのなんの!
非常に見所のある1クール目でした。
そして、2クール目。
探偵長屋にいたある人が次第に本性を現し、2クール目最大の事件となるのですが、この事件がほんとものすごいんですよ。
1話から最終話前までずっと伏線が張り巡らされていて、最終回で全てを知った後には、1話から全部見返したくなっちゃいますよ。
それくらいよく構成された素晴らしい2クール目だったと思います。
変人×推理×落語をテーマにした一風変わったアニメではありますが、推理パートは非常に面白く、ついつい一緒に犯人に結びつける手がかりを探しちゃうほどの出来で見所満点です。
そして、怒涛に次ぐ怒涛の衝撃的な展開が訪れる2クール目は本当によくできており、具体的にどこがどうだ!とか伝えたいんですが、それすらもネタバレになっちゃうレベルのよく考えられたストーリーなので、一言。見てくださいとしか言えませんね!
面白いか面白くないかと聞かれると普通という回答になってしまいますが、色々とアクセントが効いていて、退屈はせず、続きが気になっちゃうアニメなので、オススメですよ。
最後にね、まだ見ていない人に向けてヒント?ていうか、私からのメッセージを残しておきますね。
「だからあなたも このアニメを愛し続けて」