れおぱるレビュー

『空挺ドラゴンズ』

オススメ度 A-

 

素晴らしいあらすじ

 

空の覇者、龍<ドラゴン>。

その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、同時に薬や油、そして食用としての価値がある
“宝の山”でもあった。


そんな龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。
捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。
彼らは「龍捕り」。

これはその中の一艇“クィン・ザザ号”と
そのクルー達の物語である。

引用元:Story | アニメ「空挺ドラゴンズ」公式サイト

©桑原太矩講談社空挺ドラゴンズ製作委員会

 

どうも!中日ドラゴンズと勘違いしちゃいました!

れおぱるレビューです!

いやぁ、うっかりうっかり。

空挺ドラゴンズを見る前のドラゴンズネタを探すのに必死になっていたクールだったのでレビューでもついうっかりドラゴンズネタで攻めちゃいましたw

そんなことは置いといて、レビュー行きましょう!

 

ざっくりストーリーの解説をすると、龍を狩って、龍を食べまくる!というアニメでした。詳しくは公式サイトへGOです。

 

このアニメのいいところは、普通だったら龍を狩る描写に全力を注いで食べるシーンなんかは丸焼きにした骨付き肉をむしゃぶりつくすみたいな感じで構成されるはずなんですけど、このアニメはそんな生ぬるい事は一切しません!

料理に本気なんですよ。このアニメ。

龍を狩るシーンを適当にやることもなく、料理シーンは気合を入れまくるという素晴らしい構成が非常に良かったです。

料理シーンですが、この世に存在しないので、龍の味なんか視聴者側からしたら知ったこっちゃない!と思うわけですが、このアニメはですね、龍の料理の味が!匂いが!画面越しに伝わってくるんですよ。

そうです!食レポです!食レポが非常に上手い!いや、非常に美味い!アニメなんですよ。

上̶手̶い̶こ̶と̶言̶え̶ま̶し̶た̶わ̶!̶ガ̶ハ̶ハ̶!̶

失礼しました。

龍の料理がの味が事細かに伝わる食レポがね、もうすごい飯テロでこのアニメ見てるとものすごくお腹空きますよ。

龍の肉なんか食べたことないのに龍がものすごく食べちゃくなってきちゃいますよ。まじで。

そして、食うシーンばかりだけではありません!料理シーンも本当気合入ってて飯テロなんですよ。

やれ、極小龍の悪魔風だの、芋とキャベツの酢漬けと龍のカラギモのコンフィのテリーヌだの、龍の赤肉の海賊風パストラマだのその他諸々。

本当に美味しそうな料理がたくさん出てくるので、アニメで飯テロを食らいたい勢の皆さん!このアニメ心の底からオススメできますよ!

 

そしてそして!美味しそうな料理だけでは終わらないところがこのアニメの素晴らしいところ!

基本的に1話構成でクィン・ザザ号の乗組員達を掘り下げていく話をするんですけど、またこの話が笑えたり泣けたりして最高なんですよ!

目の前に現れる龍達との一期一会だったり、たまに降り立つ地上での一期一会だったりと、空で生きるもの達の日常が物凄くエモく描かれているので、普通のストーリーとして見る分にも申し分なしです!

特に私が好きだった話は第9話。

4話にまたがる長編の最後の話なんですけど、この話は演出が色々とエモすぎて無限に高ぶれる素晴らしい話だったのでこの話は見て欲しいですねぇ!

 

ということで!空挺ドラゴンズの素晴らしいところ、伝わりましたか?w

とにかく飯テロが素晴らしすぎるということと、大変エモいストーリーと演出があるということですね。

そして、この物語の主人公であるタキタというキャラクターの龍獲りとして成長していく姿も描かれ、最終回で一回りも二回りも成長を遂げる彼女からは目が離せませんよ!?

 

1話の圧倒的な世界観で心を鷲掴みにされ、そのままクィン・ザザ号の日常に放り込まれ、タキタを軸に起こる色々なハプニングで終始退屈しない素晴らしいアニメ!

最終回付近では見ているこっちも、まるでクィン・ザザの乗組員になったような気分で各キャラに愛着が湧きまくるアニメでもありますので、そういうの好きな方!オススメですよ!

 

それでは!私は赤い公園の「絶対零度」を聴きながら踊り散らかさなくてはならないのでこの辺で!