れおぱるレビュー

『どろろ』

オススメ度 S

 

あらすじ

 

時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、
ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、
忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。

それは、鬼か人か

両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、
その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

引用元:TVアニメ「どろろ」公式サイト

©手塚プロダクション/ツインエンジン

 

どうも、無事尊いしか言えなくなりました。

れおぱるレビューです!

 

というわけで、尊いんですけれどもね、レビューを書いていきます。

このアニメは2クール全24話で構成されています。

 

いやぁ、素晴らしい作品でしたよ。お見事って感じでした。

原作は手塚治虫先生で、調べたところによると、未完結作品らしいですね。

私は原作未読ですが、このアニメはなかなか綺麗に締まっていたと思いますよ。

原作未完結を匂わせない、いい終わり方でした。

ただ、全体を通して少々暗めなお話なので、合わない人には合わないかもしれませんね。

全体のストーリーのテーマ的なものに「人とは何か」みたいなものがあると勝手に解釈してるんですけど、これがまた考えさせられるんですよね。

いろんな人、鬼神に出会い成長していく百鬼丸どろろは非常に見応えがあり、面白かったです。

あと、ストーリが進むにつれ絆が深まっていく百鬼丸どろろは尊さの塊で、一言で言い表すならば、"尊い"その一言でした。

考えさせられる話や、悲しい話、切ない話、笑える話や人との繋がりの大切さを学べる話、などなどいろんな話があるので、飽きることはないと思います。

 

次に、戦闘シーンなんですけど、これがまたバケモンでしたね。

もはや作画が鬼神でしたよ。めちゃくちゃ動きます。めちゃくちゃに。

そのシーンを見るだけでも価値があるくらい、素晴らしいアクション作画でした。

 

あとは、そうですね 音楽も素晴らしかったですよ。

不気味な雰囲気が垣間見えるような音楽は本作の臨場感をより一層高めていて、非常に良かったです。

 

なんか言いたいことがばらけてきたのでまとめます。

身体を取り戻していくたびに出来る話が広がっていくのは非常に見応えがあり、とても面白かったです。

そして、百鬼丸どろろの絆はとても素晴らしく、尊さが押し寄せてくる、非常に尊いアニメなので、是非この尊さに浸っていただきたいです。

非常に考えさせられ、全体的に見応えしかないアニメですので、歴史物が好きかつ、本格的なアニメが楽しみたい方には非常にオススメできます。

 

是非、どろろ達と共に笑いながら泣きながら、考えながらこのアニメを楽しんでください。

尊いこと間違いなしです!