れおぱるレビュー

『はたらく細胞!!』

オススメ度 B

 

あらすじ!!

 

ある日、体内の雑菌を駆除していた白血球(好中球)は、
前後さかさまに帽子をかぶった血小板──うしろまえちゃんに出会う。
強い血小板になるため、人知れずトレーニングするうしろまえちゃん。

だが突如、地鳴りと共に、体内世界に激しい揺れが襲いかかり──

舞台はあなたの体の中。
体内細胞擬人化アニメ、待望の第二期、開幕!
 引用元:STORY | TVアニメ「はたらく細胞!!」

©清水茜講談社アニプレックス・davidproduction

 

どうも!やっと書く気になりました!

れおぱるレビューです!!

 

18年夏に放送された『はたらく細胞』の第2期です。

2期はなんと、全8話と他のアニメと比べても異常な短さでしたが、第1期同様、非常に勉強になるアニメでしたね!

ですが、1期に比べるとオススメ度が低くなってるんで、今回はその辺の要因などを書いていこうかなと思います。

 

まず、1期の時の感想で、ストーリー的な面白さがないと言っていたんですが、2期ではそれが改善?っていうか、乳酸菌編によりストーリー的な面白さが追加されてたのはすごく良かったですね!

今までの『はたらく細胞』って、面白いんですけど、それはストーリー的な面白さではなく、教材的な面白さが目立ってしまっていましたが、役割が違う乳酸菌達の居場所を探す旅は、まさにこの作品に足りなかったストーリー性を補っていて、こいつは面白い!と見返しましたよ。

ただ、私ってあまり知られてないんですけど、腸内環境ガチ勢なんですよ。

毎日の腸内の様子を気にかけるくらい、腸内環境に興味津々なんですけど、乳酸菌編で腸内環境を深掘りしてくれなかったのは正直残念だなって思いましたね。

汚い話になるわけですが、やっぱり人間の排泄で体内の健康状態がわかるので、そこを掘り下げて、視聴者に腸内の大切さを知ってもらうことは大事なんじゃないのかなと思いました。

そして、この2期でストーリー性が追加された乳酸菌編でもう一つ言いたいことがありまして...

がん細胞編に繋げないでくれ!

これが心の底からの叫びですよ。

1期でもあったがん細胞編なんですが、なんと2期でもあったんですよね。

しかも、乳酸菌編で腸内環境を掘り下げるべきタイミングでがん細胞編に突入...

残念の極みでしたよ。

こちとら腸内環境のことを面白おかしく知りたいのに面白くもクソもないがん細胞編に突入されちゃって一気に萎えましたね。

正直、がん細胞編に繋げるくらいだったら1期のような教材的な面白さを延々と続けてくれた方がまだ面白かったと思います。

 

2期になって良くなった部分もあれば、残念なところも目立った本作でしたが、21冬クールは、はたらく細胞枠がなんと2本もあったのが何よりの驚きでしたね。

正直言うと、本編のこっちよりも、スピンオフ?の『はたらく細胞BLACK』の方が何もかも優れていて個人的に面白いと思うので、本編が掠れて見えちゃいました。

ただ、その『はたらく細胞BLACK』の面白さも本編1期がなければ成り立たなかった物なので、やはりこっちを見るのも大切かなと思いますよ!

 

身体の中を面白おかしくわかりやすく解説してくれる本作は、唯一無二だと思うので、教材的な面白さが好きで好きでたまらない人にはもうオススメ!

ついでに腸内環境にも興味を持って日々腸内の様子を観察するなんていかがですか!?

楽しいですよ!?!?!?

 

『はたらく細胞』