れおぱるレビュー

『池袋ウエストゲートパーク』

オススメ度 B

 

アラスジゲートパーク

 

東京、池袋。西一番街にある真島青果店の息子・マコトは、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど警察では手出しができない問題を解決したことで、“池袋のトラブルシューター”と呼ばれていた。今日もマコトのもとには厄介な事件が持ち込まれて…

引用元:TVアニメ『池袋ウエストゲートパーク』

©石田衣良文藝春秋IWGP製作委員会

 

どうも!!正義感の溢れるギャングほどかっこいいものはありませんね!!

れおぱるレビューです!!

 

さあ!やってきましたよ!ギャングアニメ!!!

00年代に勢力を増していたカラーギャングを取り扱った本作、『体操ザムライ』でも触れられるというミラクルを残した作品でしたね。

 

私はドラマ版を見た事がなかったので、ギャングアニメと聞き、全ての事を力で解決し血で血を洗い、武力で支配する殺伐としたストーリーが待ち受けているのではないかと期待していたのですが、実際はマコトという池袋のトラブルシューターが池袋で起こる様々な事件を話し合いで解決するという少々説教くさい話でありました。

正直なことを言うと、期待していたものと違っていたので物足りなさと言うのはありましたね。

やっぱりギャングは話し合いではなく拳で語り合うのがベターですから、拍子抜けというかなんというか...もっと殴り合えよ!!!!と思ってました。w

ただ、話し合いで解決というのが悪いわけではありません。

マコトは、トラブルが起きている人たちの間に入り、どっちに着くとかよりもお互いが納得し和解できるように話を進めていくという有能ぶりを遺憾無く発揮し、武力が蔓延る池袋の平和を守り続けるという正義感に溢れた姿はかっこいいの一言でしたよ。

 

ストーリー自体も基本的に1話完結の物語で構成されていて、非常に見やすかったですね。

しかも、いろんなテイストの話をしているので飽きずに楽しめました。

ただ、ここもねぇ、2.3話くっつけた壮大な話なんかをやるともうちょっと盛り上がれたのかなとかも思っちゃったりしましたね。

でもまぁ、マコトがかっこよすぎるので、その辺は全てチャラになりますので安心してください。

 

池袋で起こる様々な事件を解決しまくる本作。

説教くさい話が多く、心の片隅ではいつしか闘争を求めるようになってしまいますが、心に突き刺さるような話が多く、色々と考えさせられるので、面白いですよ。

最終回付近では、実は1話から伏線を撒きまくっていた事がどんどん回収されるという激アツ展開も待ち受けていますので、池袋の平和を望む方は是非見ましょう!!!

 

さてと...私も青い服を着て池袋を練り歩いちゃいますか!!!!!