『THE GOD OF HIGH SCHOOL』
オススメ度 B
あらすじ
全国の高校生が集う異種格闘大会「ゴッド・オブ・ハイスクール」。
幼い頃、祖父・テジンと離れ一人暮らしてきた主人公のジン・モリは、その地区予選会場へ向かう途中、ひったくり犯を追うことになり、そこで同じく予選に参加するハン・デイとユ・ミラと出会う。
賭けるのは己のプライド!信じるモノは己の拳!望む願いはなんでも叶う!それが神の力!
アリーナに集結した各地の猛者たちとの生き残りを賭けたバトルロイヤルがはじまる――
どうも!最近韓国アニメが増えてきましたね!
れおぱるレビューです!!!!
早速本題。
韓国中から武道を極めし高校生を集め、開催されるTHE GOD OF HIGH SCHOOLに出場したジン・モリが、大会で強い相手と戦っていくうちに友情を深めたり、立ちはだかる強大な敵に立ち向かっていくアニメでした。
まぁ、天下一武闘会みたいな物語なだけあって、戦闘描写は神そのものでしたね。
いろんな武道を極めている人たちが出てくるんですけど、それぞれの武道の特徴をちゃんと捉えて、しっかりと武道の動きをしつつ、派手に動き回る戦闘作画はもう圧巻ですよ。
演出で水墨画のようなタッチで描かれるところもあるんですけど、そこのシーンがもう映画さながらの迫力で素晴らしいと言わざるを得ませんでしたね。
この戦闘作画を見るだけでも価値があると言えます。
ただ、難点として、前半の方は真っ当に天下一武闘会を繰り広げていくんですけど、後半では謎超能力展開に発展し、とりあえず派手にやれば面白い!の精神で街そのものを破壊しようとしたりする意味のわからない敵がわんさか出てきて、神をも殺す力を手に入れた凶悪な奴とかも出てきて何がなんだかわからない状態になるのがちょっと...って感じでした。
なにぶん、このアニメ、キャラの掘り下げが最低限程度しかないので、誰がなんの目的を持って戦ってるとか、誰が味方で誰が敵なの分からない状態も続くので本当、わかりにくいんですよw
個人的にはね、前半の天下一武闘会みたいなのを続けつつ、一人一人のキャラにしっかりとスポットを当ててなぎ倒したり仲間にしたりって展開が見たかったので、このとりあえずでかいことやっとけ!みたいな展開が合いませんでした。
近年増加しつつある韓国アニメ、国が違うとストーリーも大幅に違ってくるので見ていて面白いですよね。
この展開だと、この先こうなるだろう!って予想がバシバシと覆され、ゴールが分からない状態でストーリーを見せられるので、先が予想しにくい展開の数々に魅了されます。
戦闘作画がガチすぎるが、ストーリーが予想の斜め上を行きすぎて遠ざかってしまったこのアニメ、いかがでしょう!
韓国アニメに興味がある!って方は是非見た方がいいと思いますよ!