れおぱるレビュー

『グレイプニル』

オススメ度 B

 

イントロダクション

 

「どうして僕は、

こんな姿に変身してしまうのか——?」

“着ぐるみに変身する”という世にも厄介な特殊能力をもった少年・加賀谷修一。その力に引き寄せられるように現れた謎の少女・クレアとの出会いと、時を同じくして次々と起こる異変に修一の日常は壊されていった。そして修一に襲いかかる、修一と同じ変身能力を持った“バケモノ”。

巨大な災厄を引き起こす「コイン」を巡り、 バケモノ同士の争奪戦に巻き込まれた修一とクレアは、 二人でひとつになって自らの運命を切り開く――!!

引用元:INTRODUCTION | TVアニメ「グレイプニル」公式サイト

©武田すん講談社/グレイプニル製作委員会

 

どうも!本来なら第1話のあらすじを持ってくるわけなんですが、公式サイトのどこに第1話のあらすじがあるかわからず、イントロダクションを引用してきました...!

れおぱるレビューです!

 

結論から言います。

すんげえ中途半端!

いやぁ、すんげえ中途半端なところで終わってしまい、絶賛消化不良感の波が押し寄せてきている最中なので結論から書かせてもらいましたけども...

2クール欲しいアニメでしたねぇ...!!!

ストーリーはイントロダクション通りで、ある日自分が変身できる事を知ってしまった少年・修一と、修一のように変身する姉とそれと関係のあるコイン追っている少女・紅愛が出会い、コインの謎を追っていくに連れて同じように変身し、コインを集めている者達とバトルを繰り広げていく物語でした。

まぁ、ぶっちゃけると目を引くような斬新な展開はなく、無難に話が進んでいったという印象なんですが、このアニメで注目すべきポイントはちゃんとあります。

お互いの弱点を補い合い到達する「二人で一つ」。

これは素晴らしいものがありました。

身体は強いが気が弱い修一と、身体は弱いが気の強い紅愛が繰り広げるバトルや、物語展開はそれはそれは素晴らしく、ボーイミーツガールの良いところがぎっちりと詰まっている言わば王道展開なので、面白さは保証されています。

そして、先ほど中途半端な終わり方と言いましたが、このアニメの終盤で、この物語の全容が見え始め、全ての人物の思惑と全ての過去が繋がり出そうとするところで終わり、言ってしまえば我々が見ているのは序章に過ぎなかったとも思えてしまうような大きな大きなこの先の展開には期待に胸を膨らませてしまうものすらも感じましたね。

ですが、1クールアニメという事でもう少しキリのいいところで終わって欲しかった感は否めませんでしたね...

まだまだ未回収の伏線もたくさん残っていますし、第2期を望む!あるいは原作に手を出したいところですね。

 

そして!グレイプニルの注目すべきポイントはまだあります!

戦闘作画!

これは半端ないです。

もしかすると今期トップクラスの作画の良さだったんじゃないかと思えてしまうくらい縦横無尽に動き回り、見終わった後は「映画かな?」って呟いてしまいたくなるくらいの出来なので、この綺麗で馬鹿みたいに動く作画を見るだけでも価値があるアニメだと思いますよ!

 

そしてそして!

えっちなシーン!

これを語らずしてグレイプニルは語れない!と声を大にして言えるほど重要なポイント。

先ほど言った綺麗な作画から織り成される女の子の素晴らしい全裸のシーンや、きめ細やかな下着の作画は、匂いすらも感じれそうなほどの素晴らしさを兼ね備えており、ぶっちゃけてしまうとストーリーなんかどうでもよくて、えっちなシーンを見るために俺はグレイプニルを見続けたんだと!言いたくなるくらいの気合いの入りようなので、ここだけは絶対に見逃せません。

 

お互いの弱点を補い合い、強大な敵に立ち向かい、様々な戦闘をくり広げ、共に成長していく2人の物語からは、王道の素晴らしさをひしひしと感じることができ、これから先に繋がる大きな展開に期待し!2期を望むも良し!原作に手を出すも良し!といった本作。

今期トップクラスの綺麗すぎる作画と、力を入れるべき所に力を入れた素晴らしい神作画は見るだけでも十分価値がある代物だと思うので必見ですよ〜!

 

さぁ!PINE JAM神作画の末恐ろしさに震える時です!

そして!紅愛ちゃんの毎回変わるパンツに翻弄される時ですよ!!!!!