『少女終末旅行』
オススメ度 A+
あらすじ
文明が崩壊し、全てが滅んでしまった世界で、ふたりぼっちになったチトとユーリは、延々と続く廃墟を愛車ケッテンクラートに乗って旅をしていた。しかし、ユーリのふとした思いつきで建物の内部に入った二人は、そのまま道に迷い、外に出ることができなくなってしまう。陽の光も当たらない暗闇の中で、自分たちがどこにいるのかもわからないまま、時間の感覚すら失い始めた頃、眠りから目覚めたチトはわずかに流れている風に気がつく。
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会
どうも、終わりはまだまだ迎えないあろうと思われる、れおぱるレビューです!
このアニメはですねぇ、目的がありません!w
たま〜にちょっとした目的ができることがありますが、基本的に廃墟を彷徨い、水、食料、燃料などを確保し、終末世界を生き延びつつ、昔栄えた文明に触れるという内容ですね。
え?なにそれ面白いの?って思うでしょ?面白いんですよ。
表にあまり出ないだけであって、ちゃんと細かな設定があるので、それに触れる話なんかは見入ってしまいますね。
なんて言えばいいんでしょうかね〜我々視聴者も主人公たちと共に旅をしている感覚でしょうか。
なんだこれ?なんに使うやつなんだ!?うわ!動いた!
という主人公たちの感情が非常に伝わりやすいんですよね。
なぜかと申しますと、何も情報が無い状態というのが主人公達然り、視聴者もそうであるからなんですよね。
それだったら他のアニメもほぼそうだろ。と思ったそこの貴方!違うんです!
終末世界であるが故、展開が予想できないんです。
今私たちが生きる文明のそのまた上の上の上の方の文明が滅んでいるので、本当に何に使うかわからないものだらけなんですよ。
そんなディストピアでほのぼのと旅を続けるアニメだからこそ、毎話楽しみに見てしまうわけなんです。
独特な雰囲気を持ったアニメですが、その雰囲気を掴めさえすれば楽しめること間違いなし!なので、非常にオススメですね。
じゃあ最後に一言いいですか?
「「終わるまでは終わらないよ」」
ありがとうございました。