れおぱるレビュー

『セントールの悩み』

オススメ度 B

 

詳しい設定は公式イントロダクションへ!

Introduction | TVアニメ「セントールの悩み」公式サイト

 

第1話あらすじ

 

いよいよ学園祭がやってくる。姫乃達のクラスは、お芝居をすることになり、お姫様は姫乃、そして、王子様はいろいろあった末、希が演じることになった! クラス委員の真奈美の指揮下、準備が整えられていく。そして、遂に本番の幕が開いたのだが、思わぬ展開が待っていた。

引用元:Episode | TVアニメ「セントールの悩み」公式サイト

©2017 村山慶徳間書店・彼方市思想教育委員会

えーっと、ちゃんと公式イントロダクションページも貼りましたので、思想矯正所行きは免れました。w

なんでしょうねこのアニメ、私は面白いと思うんですよ。ただ、視聴者が感じてた事はだいたい同じだと思うんですよね。"これ本当に日常系?"っていう感覚を持ちつつ、最後まで見続けた感じですかね。多分!

日常系なんですよ!それも本当に日常ですからね。ただ、他の日常系とは違った点があります。

それは、細かく決められた設定です。他のアニメにも設定ってありますよね?それです。

このアニメ、いや原作ですかね、原作は読んだ事ないんですけど、非常に設定が明確に決められてるんですよ。しかもその世界の法単位できっちりと一本の筋が通ってるように決められてます。

最初に私何話したか覚えてますか?"思想矯正所"って言いましたよね。

その思想矯正所も細かく決められた設定の一部なんですよ。我々のような四本肢の生物は存在しない世界なんですよこのアニメ。全て六本肢なんです。

そして、みんな形態はバラバラ...なので過去には差別だなんだと、いろいろあったという、設定の元、思想矯正所をはじめ、この世界の法があるわけなんですよ。もう書くのが面倒くさいんで、残りの詳しい設定はググってください。

それでは、このアニメの見所に参りましょう。

つまり、今まで設定がどうこう言ってきましたが、日常系の話の奥底にこの設定がチラついて「何故か話が重く感じるが、これ日常系だよね?」ってなるわけです。

話自体はですね、本当に日常です。この世界の日常が映し出されてる感じです。全然重くないですよ!文化祭やらプールやら日常要素満載です!

他の日常系とは違う点と先ほど言いましたが、テーマが違います。やれパンケーキが上手く焼けない。やれ最近お菓子の食べ過ぎで太ってきた。そんな生温いテーマ、やる事はやりますけどそこに留まりません。現代美術って何?偉い人ってどう言った経緯で偉いの?とかも日常話に組み込まれます。

話が長くなりましたが、私は面白いと思いましたね。

人外の日常系ですので、人外はちょっと...という方には向かないかもしれませんが、見てみると意外と考えさせられる部分もあり、面白いと思いますよ。