れおぱるレビュー

『月がきれい』

オススメ度 A-

 

太宰は言った「このアニメはTHE青春!って感じ」と...

 

あらすじ

 

小説家志望の文芸部員、小太郎。茜は陸上部で短距離走専門。中学3年になり、初めて知り合った2人。家族と食事に出かけたファミレスで出くわしたり、運動会の用具係で一緒に作業したりが続き、互いを意識し始める。

引用元:ストーリー ☾ 月がきれい

©︎2017「月がきれい」製作委員会

 

いやぁ、青春って素晴らしいですよね。誰もが体験したであろう、学生時代の初恋、好きな子への気持ち。そんなのがこのアニメの魅力の一つですね。

もう終始「かーッ!甘酸っぺえ!」ってなりますよ。

好きな子となかなか話せなかったあの気持ち、心の動きが蘇ってくるかのようです。

もう一つこのアニメの魅力があるんです。

それは、今の恋愛では欠かせない存在と言っても過言ではない"LINE"です。他のアニメでも登場はしますが、LINEの会話によって物語が進んでいく...という点ではこのアニメの強みなんじゃないでしょうかね。非常にリアルな今の恋愛をやってます。

物語をリアルな恋愛に着目してるぶん、展開は少々弱めですがまたその弱さもこのアニメの強みでもあるというところが、現実に起こりうるであろう、リアルな恋愛を丁寧に描いてるな。と思わせてくれます。

登場人物の心の動きなんかほんとリアルですよ。好きなあの子からの返信待ち、高まる気持ちを抑えきれなくなって、電気の紐でシャドーボクシングしてみたり、なんの意味もなく筋トレしてみたり...と。あぁ、青春だなぁ素晴らしいなぁ...ってなっちゃいます。

登場人物の成長、心の移り変わり。まるで学生時代の自分を応援してるかのような気持ちにさせてくれますよ。