れおぱるレビュー

『バッテリー』

オススメ度 B-

 

抜群の野球センスを持つ主人公が中学入学と同時に自分の全力投球を受けられるキャッチャーと出会い、最高のバッテリーになっていく話。

これは野球アニメとして見ないほうがいいですね。誰しもが通ってきた思春期の複雑に入りみだれる感情を野球に置き換えた感じです。

最高のバッテリーとは何なのか?がこの物語の最大の問題ですかね、まぁこの問題もいつの間にか解決しててうやむやになったんですが...w

心理描写などはとても丁寧に描かれてましたね。主人公の不器用さなんか特に丁寧に。

最終回の感想などは綺麗に分かれてしまう場面で終わってしまいますが、あくまで作者は野球アニメではなく思春期の複雑な心境を描きたかったんだ!と思えば面白いです。

中1バッテリーの成長やその周りで動き出す物語など、必見です。