れおぱるレビュー

『約束のネバーランド Season2』

オススメ度 A

 

あらすじのネバーランド

 

ハウスからの脱獄に成功し、ノーマンが残してくれたペンが示した目的地へ向かうエマたち。しかし、その道中で巨大な野良鬼に遭遇してしまう。
レイは野良鬼を自分に引き付け罠にかける為、エマ達とは別行動をすることになるが、さらなる窮地へ陥ってしまう。
一方、野良鬼から逃れたエマたちだったが、エマの耳の傷が開いてしまい、出血と高熱から意識を失ってしまう。
一同の危機を救ったのは、全身を布で包んだ人間らしき謎の少女と大男?だった。

引用元:EPISODE1 - STORY | TVアニメ「約束のネバーランド」Season2

©白井カイウ出水ぽすか集英社約束のネバーランド製作委員会

 

どうも!なんか原作がすんごい改変されてるらしく色々と話題になってましたね!

れおぱるレビューです!!!

 

私は、原作未読なので、特に支障なく楽しめたので言わせてもらいますけどね...

面白かったですね!!!!!!!

1期で壮大な計画のもと、ハウスを抜け出したエマ達を待ち受けていたのは、ハウスよりも残酷な世界。

イザベラが優しかったと思えるほどの環境の変わりようにもう絶望しか感じない序盤は生きた心地がしませんでしたね。

約ネバって、絶望感と緊張感、そして不安感を描くのがうま過ぎるんですよ。

私は食用児とかではないのにエマ達と共に手に汗握ってしまいますし、ピンチではドキドキが止まらなくなりますし本当見るだけでも大変なんですよね。

この辺を踏まえると、本当その辺りの感情を描くのが上手いんだなと感心します。

そして、約ネバといえば、何より笑顔の裏に控えてる絶望があるんじゃないかというハラハラですよね。

あれね、もう見るのが苦しいんですよw

作中ではすんげえ楽しそうにしてるのに、次の瞬間死んでしまうんじゃないかというハラハラが常に襲いかかってくる緊張感は何回見てもほんと馴れませんよね。

こんなのね、ハラハラで視聴者を殺しにかかってますよ。反則ですよ反則。

ほんともういい加減にして欲しいですね!!

 

そして、2期の醍醐味といえば、○○○○との再会。

一応伏せ字にしましたけど、これあんま意味ないですねw

ネタバレが嫌な方は今すぐこの記事を閉じてくださいw

このシーンね、自然と泣けますよほんと。

1期でいろんなことがあってそれを見てきた我々だからこそエマ達と一緒に泣けるシーン。ズルいですよこんなの。

というのも束の間、あれだけ信頼してたはずのその人物が信用できなくなってしまうのがこの作品なんですよ。

自分以外は全て敵かもしれないという緊張感が常に漂ってるわけですねぇ相変わらず。

もうね、勘弁してくれと。

信用させてくれよ仲間くらい。

と切実に訴えたくなるようなこの緊張感は、この作品ならではですね。

 

そして、これから先はどうしてもネタバレをさらに広げてしまうので語りませんが、エマの悲願である子供達みんなを救うためにいろんなことをやっていくわけですが、もう面白いったらありゃしない。

今すぐにでも続きを持ってきてくれ!と毎週叫んでましたからね。

気になる引きで終わるのはこの作品の強みです。

 

ただ、原作未読の私でも最終回を見て感じたんですが、めちゃくちゃ端折って終わってしまったのが残念でしたね。

恐らく、この物語を完結させる上で必要なシーンを丸々ダイジェストで放送してるので、アニメ自体はこれで完結?嘘だろ?と言いたくなってしまう締め方はちょっといただけないかなと思いました。

私自身、アニメ自体は楽しめたのですが、原作勢の方々があまりに騒いでいたので、今度原作も読んでみたいなと思ってます。

"約束"の終着点もアニメのままじゃ納得いきませんしね!

 

あ、あと言い忘れていたんですが、1期から登場してるミネルバさんの暗号を頼りに歩みを進めていくワクワク感と希望感!これは見事でしたよ。

常に不安と絶望が隣り合わせだっただけに、心を休めることはできませんが、子供達が生きていく道をいつでも示してくれるミネルバさんという存在は少しではありますが、常に緊張している私たちをも勇気付けてくれる存在で本当にありがたかったですね!

 

1期はこちら!

『約束のネバーランド』